「絵本の庭」週末イベント レポート

東京方面、北海道の作家さんの絵本の展覧会「絵本の庭」も気がつけば折り返し地点。
先週末は続けて、連動企画を行っておりました。

まず、19日(金)「森の夏祭り」。
こちらは、絵本の世界で遊ぶように、ミニ縁日を開催。
子育てサークル「ホワイトウイング」さんの、群読、パネルシアター。
バラエティーショップ舞桜さんの、魚釣り、輪投げ。
アンジーミルクさんにアイスキャンディー。
ドンキーモンキーさんのクレープ。
さくら幼稚園さんのお遊戯。
すずさん、おがわとーるさん、お二人のユニット さらまぽのライブと盛沢山。



写真はさらまぽライブの様子。

ここには全てを書ききれませんが、どの企画も楽しく、バルコニーでのオープニングセレモニーに始まり、終日笑顔のあふれる素敵な時間でした。
特筆しなければならないのは、ホワイトウイングさんのパネルシアターに、おがわとーるさんがBGMを付けるコラボ企画。
私はホワイトウイングさんとは2年前からお付き合いがありますが、子供向けの演し物を見るのは初めてで、正直そのクオリティの高さに驚き、そこに生演奏のBGMがぴたりとはまり、このままEテレ(旧教育テレビ)に流しても遜色がない面白さ。
和食では「出会いもの」という言葉があり、2つの食材が合わされる事で、味がレベルアップする時に使いますが(例:ハモと松茸、タケノコとワカメ等)、2つの良さが出会い、引き立てあって上質なものが生まれた瞬間でした。

そして、翌日20日(土)の村岡啓介朗読流落語ライブ。
FMおたるチーフアナウンサー村岡さんによる朗読ライブの第三回目。
一回目の夢枕獏、2回目の村上春樹に続く今回のテーマは「落語」。
話に引き込む軽妙な話術、キャラクターの演じ分け、笑いを誘う間合い。どこを切り取っても職人技で、向きがつけばお話の世界にどっぷりつかっていました。



話の世界に引き込まれている人が写りこんでます。

私は音響の作業もあったので、タイミングを合わせてこの世界に効果音を被せなければならなかったのが、恐ろしかったですね。
高座ではないですし、本当の落語では無いと言われればそうかも知れませんが、これをブラッシュアップしていけば新しいスタイルの「カジュアル落語」のようなジャンルを確立出来るように思えます。
ちなみに4回目の朗読ライブ企画はすでに着手されております^^)

今年は言うに及ばず未曾有の災害があり、命について考えさせらられる事が多いのではないでしょうか?そんな時期に、時を超えて人の思いを伝える本をテーマにした展覧会を開催出来た事は意味深いと思っています。
これを機に本を読む時間が増えていく事を願います。

そして、「絵本の庭」連動企画は今週末にも予定されています。

おがわとーる あこーすてぃっくらいぶ
開催日8月27日(土)
開場時間 pm6:15 
開演時間 pm7:00
ワンドリンク付き 2000円

以前に、普段はギター弾き語りのとーるさんにインストゥルメンタル中心の構成でライヴをして頂いてますが、今回のテーマは「英語の歌詞」。
英語教室講師の職歴もお持ちのとーるさん。英語は堪能ですが、こういった形のライヴの機会は少ないのではないでしょうか?

洋楽のカバーの他、ご自身の曲の英語歌詞でのセルフカバーもあるはずです。

昨夜はとーるさん歌と村岡さんの朗読が交互に繰り返されるストーリーライヴが開催されました。
爽やかな感動が胸に広がる素敵な時間でしたよ。