奏でるDive「6センチ」
6/25㈯
奏でるDive「6センチ」(ろくせんち)
Op19:00 St19:30
チャージ 2000円(1Dr)
出演:NaO・すずきゆい・工藤由佳
奏でるDivaは女性弾き語りミュージシャンのライヴです。
ヴェールボアではツアーミュージシャンの方にご利用頂く事も多いのですが、その際女性の方にお願いされるのが「地元の女性ミュージシャンと一緒にライヴをしたい」という事。
実はバンドメンバーではけっこういらっしゃるのですが、小樽在住の女性弾き語りミュージシャンというのは少ないのです。
その為、札幌の方にお願いする事が多いのです。
女性弾き語りをピックアップすることで、「自分もやってみたい」という若い方や、「ずっとバンドで活動してきたけど弾き語りも面白そう」なんて方が増えると良いな。
「奏でるDiva」はそんな願いを込めたライヴなのです。
そして、今回のライヴは本当に聴きごたえがあるシンガーソングライターの方々が札幌から来て下さいます。
先ずNaOさん。
女性らしい心情を歌われますが、印象的なのは力強いヴォーカル。
歌の世界にぐいっと引き込まれます。
特に切ない歌詞は胸に迫ってきて、突き刺さってくるようです。
すずきゆいさん。
FMおたるでパーソナリティをされていて、「なっとうのうた」「コロッケのうた」は生協さんで流れているので、その歌声を聴いたことがある方も多いかと思います。
コミカルな歌もあれば、しっとりとしたバラードもありますが、どれも印象に残ります。
今回のトリは、工藤由佳さん。
TVCMでも歌を歌われている実力派の方です。
明るく艶のある歌声に相応しいポジティブな歌が多く、優しい幸せな気持ちになれると思います。
お時間のご都合のつく方は、どうぞ足をお運び下さい。
この頃の所感
ちゃんとブログと向き合うのは久しぶりです。
数が増えた事もあり、ライヴの告知にブログを使う事は出来なくなってきていて、一年近くほぼ放置されていました。
今は告知だけでも、ブログを活用しようと考えています。
一番のきっかけは、「音楽居酒屋 一匹長屋」さんの閉店と、それに伴うミュージシャンの皆さんの反応でした。
小樽は人口規模にしてはバンドを中心とした、屋外イベントが多く、無料で観れるものがほとんどです。
有料の弾き語り演奏の集客は想像以上に困難になっているとの事。
何よりも、小樽の老舗のライヴ会場である長屋さんが閉まる事は、精神的にじわじわとダメージが広がり、その存在が消える淋しさは思った以上の喪失感を伴っています。
ヴェールボアはライヴ会場としてご利用頂く機会が増えてきました。
沢山の素敵な音楽があり、それを演奏するたくさんのミュージシャンいます。
少しづつでも、小樽の方に聴いて頂く機会を作り、自分もそういうミュージシャンになりたいと思う、地元小樽の若い人たちが増えると良いな、そう考えます。
せめて告知は、もう少しがんばろう。
それが、「この頃の所感」です。
末筆となりましたが、一匹長屋・下村マスターのご回復を心よりお祈り申し上げます。
記:ぼあマス
きらめき音楽会♪2015 間もなくです!
いつも後手後手のブログですが、今回は頑張って「事前」告知します!
今年も、小樽がらす市のスタッフとして関わらせて頂いております。
例年通り、音楽イベントの担当です。
小樽がらす市7月24日(金)〜26日(日)
きらめき音楽会 25日・26日の2日間開催、両日とも15時〜17時半
観覧無料
今年も素敵な出演者が集まって下さいました。
25日
①RagCraft(ラグタイムブルース)
硝子作家でもあるお二人のユニット。
馬場さんのテクニカルながら温かみのあるギターに、新関さんの愛らしいヴォーカルが重なり、軽やかにラグタイムの名曲をお届けします。
②浅原富貴子 and Friends
潮まつりや、雪あかりの路等のライヴで小樽市民にはお馴染みの、ゴスペルシンガー浅原富貴子さんが、音楽仲間と特別ユニットを編成。
とびきり楽しいステージになりそうです。
③yue café
ご夫婦ユニット。ギターの音色とヴォーカルが寄り添うような、優しい演奏が印象的です。
26日
①TomoihikoAzumaya
JUJUとの共演経験もある、注目の小樽在住のヴォーカリスト。
潮まつり関連の企画もあるなか、合間を縫って出演して下さいます。
②高島桃子
手宮夜桜ライブや音座なまらいぶ等々、小樽の音楽イベントで存在感を増してるアコーディオン奏者。
風鈴トンネルが奏でる涼しげな音とアコーディオンの懐かしい音色は、がらす市ならではの音景色になると思います。
③O2(オーツー)
運がっぱの歌のお姉さんでもある高橋麻衣子さんと、小樽音楽シーンのベテラン アベさんのヴォーカル&ギターのデュオ。
重鎮のお二人が大トリを務めて下さいます。
豪華なメンバーだと思いませんか?
もちろん、がらす市自体も小樽市内外の硝子工房の出店に加え、青空硝子工房でのデモンストレーション、制作体験等々、お楽しみがたくさんです。
潮まつりと合わせて、どうぞお立ち寄り下さい!
Beyond tha Sapporo
ライヴレポ!
4月11日(土)開場18:30 開演19:00
「江別まつりin小樽 注:音楽ライヴです」
2000円(1dr)
出演:きみしこ・鈴木紫帆・Michi
多分、ツッコミどころがいろいろあるのかと思います。
ライヴタイトルが、
「江別まつりin小樽 注:音楽ライヴです」
先ず、長い。
地名が二つ入っている。
音楽ライヴですと断りを入れないと何の企画かわからない。
ただ「江別まつり」だけだったら物産展みたいですよね。
実態は、江別在住ミュージシャンの方のみをブッキングしたライヴです。
今回の演者さんは、皆さん昨年ヴェールボアでのライヴにご出演下さった方ばかり。
ライヴの際には小樽まで足を運んで頂くのでお住まいの場所は伺うケースもある訳です。
「江別に住んでますよ」
「へー、江別だったら○○というミュージシャンの方がいらっしゃいますよね」
「お名前は知ってるけど、お会いしたことは無いんです」
「じゃあ、いつかうちのライヴで会えると良いですね」
「そうですねー」
そんなやり取りが何度か繰り返されて、今回のライヴに至ったのです。
ちなみに江別は小樽からはやはりそれなりに遠方なので大雪で足止めされる事のないように、春になってからにしたため、半年くらい寝かせていた企画でもあります。
そういう企画に乗ってくれたのは、洒落が判る、それでいて実力もあるお三方。
トップバッターはギター弾き語りのきみしこくん。
実は彼と知り合った頃は、小樽に住んでいるものと思っていた程頻繁に小樽のオープンマイクで見かけていました。
優しい顔立ち通り優しい気持ちの歌、でもギターは時にエッヂの効いたシャープさで、ハッとさせられる事があります。
猫の言葉を歌詞にしたという「のらねこ」という歌、
静かに流れるように
車輪が回り始めるように
「この世がよくなりますように」
小さな祈りが込められた歌は心から離れません。
2番手は、同じくギター弾き語り鈴木紫帆さん。
ポップなメロディに乗った歌詞は、とてもポジティブ。
同世代に向けた応援歌のように聞こえます。
もちろん私は同世代ではないのですが、
「そうだ、負けるな」
と、心の中でこぶしを握り一緒に応援しながら、実は自分自身も励ましてるのかもしれません。
紫帆さんの歌からは、いつも元気をもらいます。
トリは、鍵盤弾き語りのMichiさん。
ボイトレの講師もされているMichiさんの歌は、やはり迫力が違います。
突き抜けるシャウトはもちろん、囁くような歌声までも、大きな存在感をもって心に響いてきます。
ご自身の経験を踏まえた曲「Massage」は、圧倒的なヴォーカルで胸を揺さぶります。
振り返ってみても、三者三様の個性が楽しめたライヴでした。
下の写真は、3人でのコラボの様子♪
その日の話題では、他にも続々と名前があがる江別ゆかりのミュージシャン。
また違ったメンバーでの江別まつりの開催もあるかもしれませんね。
そして、札幌を飛び越えて小樽まで来てくれる熱い心と優しさを持った、この日の演者さんたちとの再会もまた楽しみです。
ぼあ
アットホーム
サボってませんよ。
秋のイベントのブログも書いてますよ。
っでも、ライヴレポ遅れてスミマセン。
奏でるDiva
〜home〜自分に帰る歌
3月20日(金)開場19:00 開演19:30
料金:1700円(1dr)
出演:Siesha・宮津有沙
女性弾き語りツーマンシリーズも久々ですが、鍵盤が使えるようになりまして、今までお呼びできなかった方にもご出演頂けるようになりましたので実現した今回のブッキングでした。
優しいホッとできる歌=「home」のイメージができあがりました。
以前にもブログに書いたのですが(↓)、お二人のそれぞれの歌にある「自分を取り戻す」テーマのものをイメージしています。
http://d.hatena.ne.jp/tisixyou/20150318/1426681125
1ステージのSiesha(しーしゃ)さんでは、「おかえり」がそのテーマでした。
柔らかく、優しい歌声が会場に満ちたSieshaさんのラストの曲。
この歌に至る経緯を語ったうえで、心をこめて丁寧に歌って下さいました。
Sieshaさんご自身も含めて、会場にいた誰もが心の力みが抜けて「安心」したのではないでしょうか?
個人的には「夢見るスープ」もアットホームな感じで好きです。
2ステージ目は宮津有沙さん。
小樽商科大学のOGで在学中はジャズ研にいたという事もあり、小樽でのライヴの機会が増えるとイイなと思っている方の一人です。
ありささんの「自分に帰る歌」は「白色」。
何色にも染まっていない元の色へ。
澄んだ歌声は、雪景色が広がる冬の空気のようで、「白」を連想させます。
そして、ツーマンライヴなのに(笑)、三人目の演者さん。
秋名ミカヅキ氏も登場。
旧知のありささんのサポートを買って出たわけですが、事前の準備もないのにありささんの曲を把握して進行もイメージができているミカヅキ氏にありささんが「私のファンですか?」と投げかけ笑いを誘っていました。
ありささんとミカヅキ氏、ホームにしていたライヴバーも一緒でした。
お二人ともきれいな歌でした。
それは、声やピアノの演奏の音がキレイだっただけではなく、歌を通して感じるお二人の心の透明度も含めて。
ありささんとは、雪景色のうちに「白色」を歌えるとイイね。と話していて、それで3月中に開催下にですが、例年より春の訪れが遅く町中の雪はあらかた消えていたのが、今回の残念なところ。
雪がしんしんと降る時期にまた、このお二人にライヴをして頂けるとより温かく感じるライヴになるかもしれませんね。
ぼあ
道産子のDNA
相変わらず周回遅れのライヴレポ。
阿部静華・椛島恵美ツーマンLive
3月14日(土)開場18:30 開演19:00
ノーチャージ・要オーダー・投げ銭
前回に恵美さんがいらした時に話題になっていたのが阿部静華さんでした。
もともと北海道は釧路の出身で、札幌では何度かライヴをされていましたが、小樽にはまだ未見でしたが、
北海道出身なんだから応援するよー!
小樽にも来てほしいね。
というお客様の声が上がっていました。
そんな経緯もあってか、恵美さんの回の北海道ツアーの相方は阿部静華さんでした。
ヴェールボアでライヴをして頂いた演者さんには結構、釧路出身の方が多いです。
当日も顔を出してくれた方がいました。
先のお客様のセリフではありませんが、同郷の方が頑張っている姿があれば応援したい気持ちになりますよね。
スタートは鍵盤弾き語りの椛島恵美さん。
ヴェールボアでのライヴは5回目くらいでしょうか?
常連のファンの方も多く、会場は早速温まりました。
そのバトンを受けて、静華さんの登場。
意志の強そうな眼差しが印象的ですが、ふわっと花が咲くような笑顔にこちらもつられて笑顔になってしまいます。
「静華」の名の通り華のある方だと思いました。
演奏スタイルはギター弾き語り。
しっかりとしたストロークのギターは、音量とは別の力強さを感じさせます。
少しハスキーなヴォーカルはやや硬く感じましたが、そこで紡がれる歌詞は優しく、温かく、聴く人を包み込むようでした。
職業ミュージシャンである彼女もまたそこに至る経緯は平たんなものではなかったそうです。
しかし、現在は音楽のみを生業として、旅を続ける強い意志を貫けるのも、自分が育ってきた環境、家族への感謝の気持ちがあっての事というMC。
TVで見かける舌足らずで、高音のアニメ声のシンガーとは一線を画す、芯の強さと温かさ。
そんな所が、北海道の人らしいミュージシャンだなと思います。
女性として円熟味が出てきたら、ウィスパーヴォイスでのラブソングなんて聴いてみたいな。
また一人、再開が待ち遠しいミュージシャンとの出会いでした。
ちなみに上の写真は、「VerreBois」のVとBを表現しています。
この辺のセンスは、北海道生まれだからではなくラポール(彼女たちの所属事務所)仕込みかと思われます(笑)
ぼあ