小樽BookArtWeek2014!ヴェールボア編

すっかり秋の恒例イベントとなりました小樽BookArtWeek。
明日9月27日よりスタートです!

イベントブログ↓
http://otarubookartweek.blog.fc2.com/


展示が完了しましたので、写真をアップしまーす。
フライヤーの掲載順で。


先ずは切り絵作家「最上朋香」さん。
相変わらず繊細です。

舞台女優でもある最上さんは、ミュージカル公演も控えています。
闘うプリンセスたちの物語『PrincessFighter』おもしろそー!
詳細は↓のリンクを最上さんのブログをご覧下さい。
http://scissorhands2014.blog.fc2.com/blog-entry-40.html



gomaminさんは絵本。
ビビッドながら、穏やかな優しい色合いが心に残ります。
そして、無いよりも優しいのは絵本のテーマ。
小さくても大切な自己肯定の物語。
大人のファンが多い作家さんです。


チョークアーティスト笹森花絵さんは、ブックアート初参加。
チョークで描いた絵と聞くとソフトフォーカスのようなかすれたイメージを持たれるかも知れませんが、画材がチョークとは思えないようにくっきりと描き込まれていて、それでいてチョークの風合いがあり独特の世界があります。
そして、テーマも「ALICE in Wonderland」.
額にも工夫がしてあり、視覚的に奥行きのある作品。
ポップアップ絵本(飛び出す絵本)のような楽しさがあります。

尾上侑実は製本の作家さん。
イタリアで製本の修業をされた若き職人。
どのようなアプローチをされるのか一番予想が出来ませんでした。
メインの素材は「木」。装丁(?)自体にメッセージを潜ませてきた発想に脱帽です。



洞内由紀子さんは乳牛表現作家。
牧場でお勤めをされながら牛にまつわる創作活動をされています。
「牛達への数え切れないほどの後悔のなかから(中略)おはなしを作りました」
(「コイモとメドーサ」後書きより)
牛達の物語の絵本2冊。命の意味を問いかけてきます。


イラストレーターのアライマリヤさんの作品はおしゃれ!
シンプルな絵柄ですが、すごく本質が伝わってきます。
一つのテーマの色々なものを一つの画面に詰め込みながら(例えば画面いっぱいに何種類もの野菜が描かれている)、フォルムと色の濃淡だけで、それぞれのモチーフを描き分けている「づくし」は圧巻です。


たなか知美さんは本と紙作品の作家さん。
フクロウの豆知識が書かれた英単語カードのようなもののカードを少しずつずらすとフクロウの姿が現れたり、絵本の中に立体的な仕掛けがあったり、外見はシンプルながら手にとって初めて気がつく色々な工夫が凝らされています。


森智清。ガラス作家ですが、違った素材と組み合わせる作品が多いです。
今回の新作は革細工との組み合わせ。

ヴェールボアコレクション
音楽や朗読等、ヴェールボアでは色々なコンテンツが発信されていますが、それに伴うブックアートなグッヅも合わせて展示しました。



是非是非、実物を見に来て下さい!!

ぼあ