「heterogeneous」

説明をするのがちょっと難しいので、まず事実からお伝えします。
告知です。新作CDので販売、19日に納品となりました。

ミチトのミニアルバム。

タイトルは「heterogeneous」(ヘテロジニアス)
このCDは写真集と一緒になっております。

つまりは、CDの世界をテーマにして募った写真で構成した冊子にCDが封入されているのです。

CD「heterogeneous」、冊子「C[si-]」(シー)。
札幌近在のクリエーター(12名)の写真作品を集めZINE(後述)を作成し、その中にCDを封入。
ZINEの共通テーマは「heterogeneous」
異種の作品同士が、このテーマの世界を作り上げます。

※「ZINE(ジン)」とは、表現したい人が少数部数作り、販売/交換する雑誌のこと。
アート表現として製作されたZINEを「art-ZINE(アートジン)」と呼び、アートにおける新たな表現として着目されます。
ZINEは本来、複数部発行されるもので、一品作品のアート作品と異なり、「アートブック」とも区別されます。
既存の流通システムを通さず、独自の流通で作り手と読み手をつなぐZINEは、新たなコミュニケーションをもたらすアート表現として可能性が期待されます。

情報を一旦整理すると、ミチトというミュージシャンがCDを作り、CDとその世界観を踏まえた写真作品の複合アートといえるのかも知れません。


それがこれ↑

ミチトくん、札幌近郊で活動されているミュージシャン。
ザラついた歌詞、切りつけてくるようなギター、独特の硬質感のある世界に、ふいに優しさが滲むような曲。
そんな世界に呼応した写真作品は、温かくはないけれど凍えきっていない、ドライでもありウエットでもある、微妙なバランスを保持した繊細さを感じます。
以上、私個人の感想です。
是非、実際の作品を、それぞれの感性で、聴いて、見て、浸って頂きたいと思います。


ヴェールボアにて絶賛発売中。
税込1200円ですよ。