BGMの話① 機器が入れ替わった事

小樽や札幌、その近郊で活躍されているミュージシャンの方々とは色々なご縁で知り合いが増えました。
お店にいらした方はご存知かと思いますが、壁にディスプレイしているサイン入CDも30枚近くなっています。でも、インスト以外はお店のBGMに使う事は少ないのです。
日本語歌詞に会話が引っ張られたり、アルバム一枚をリピートでかけていると耳に残ったり、BGMとしては、難しい点もあるように感じてました。
もちろん曲自体の問題ではないのです。
例えば、素敵なカーテンでも壁の色と馴染まない素敵には見えないように、その曲たちを聴いて頂くためのコーディネートが必要というお話なのです。

窓辺にCDプレイヤーを置いて、その位置のスピーカーのみで店内のBGMをまかなうのにも、色々問題点があり、音楽環境の改善は従来よりの課題に思っていた所、使っていたオーディオ機器が壊れました。
新規の機器の購入を余儀なくされたのを機に、照明のレールにスピーカーを取り付け、音源もipodにし、閉店後に聴くのが中心だった壁のCDを落とし込みました。
歌、インスト混合で様々なミュージシャンの方の曲をシャッフルでかける事で、有線放送のように適度に聴き流せる空気になり、肝心の演奏をお客様の耳にお届けできるようになったのです。

知り合ったミュージシャンの方について様々な場面で話題にする事があるのですが、よく質問されるのが、
「有名な人なの?」
という事。
「どんな音楽なの?」よりも多いのです。
だから聴いてもらう機会を作る為に、ライヴを企画してますが、BGMとして流す事でまた違った形でご案内ができそうです。
まだ音源を落とし込んでなかったり、食事する場所でのBGMという事でチョイス出来なかった曲もあったりします。
顔を知っているミュージシャンの方々の曲ですので、聴いていると色々な事が思い出されます。
次回は、その辺りの話を書きたいと思っています。