『奏でるDiva 「acting」』

・5月31日(土)open19:00 start19:30
『奏でるDiva 「acting」』
チャージ:1dr付き1500円
出演(演奏順):はる・SaKi


テストケースのオープンマイクを覗いて、昨年の11月以来のヴェールボア自主企画ライヴ。
その間ほぼ毎月ライヴがありましたが、ヴェールボアがセッティングしたのは、yue caféさんのワンマンから、ほぼ半年ぶりです。

ここまで感覚が空いたのは、持ち込みのライヴ企画がコンスタントに頂いていた事と、以前より温めていた企画をスタートさせる為の準備期間が必要だった為です。

「奏でるDiva  -UTAHIME playing it-」
“楽器を弾く歌姫”つまり、弾き語り女性シンガーのツーマンを基本にしたライヴスタイルです。
以前にも書きましたが地元小樽の女性ソロミュージシャンというのが少ないのですが、ライヴのブッキングとしてはご希望が多いのです。
オープンマイクと合わせて、女性の音楽活動を刺激できればといった事を考えています。

あまり女性女性言ってるとイヤラシクなりそうですので、これくらいにして。

今回出演をお願いしたお二人は、お店のお客様として知り合いました。
ご来店のきっかけは音楽の繋がりではありますが、お店の人とお客様としてお話する中で親しくなった方々ですので、まずお人柄が好きになり、その後演奏を聴いてミュージシャンとしても大好きになりました。
そして、もう一つの共通点が「acting」。
演技に関わるという事です。

「SaKi」さんは、頭の回転が速い方で、会話をしていても言葉の端々に色々な気遣いを感じます。こちらの事を思って行って下さる言葉はそれだけで嬉しいです。
そして演劇の方とも関わりがあり、ステージ音楽をつくられた事もあり、以前ヴェールボア店内で行われた店内劇の劇団アトリエさんとの橋渡しをして下さったのもSaKiさんでした。
音楽でも、客席からお題を三つもらって即興で歌を作るという離れ業を披露しています。
通常の演奏も素晴らしいです。
そして特筆するのは「声」。
プロの声優顔負けの何種類もの声を使い分け、しかも歌います。
一つの曲で何種類もの声で歌い分ける、つまり演じて歌います。
それでいてなお、歌のクオリティが高い。

歌やナレーション等、CMの仕事もしてらっしゃるので、ほとんどの日本人は彼女の仕事を耳にしているはずです。



「はる」さん。
普段は別名で、舞台女優やシンガーとして活動をされています。
「はる」名義ではギターの弾き語りでオリジナル曲を披露して下さいますが、実は滅多にありません。
貴重なライヴの演奏の動画を観る機会がありましたが、カッコ良かった!
普段会うときや、その他の活動ではカワイイテイストのキャラクターですが、「はる」は違ってました。
凛とした佇まい、演劇仕込みの歯切れのいいヴォーカル、そして迷いのないギター。
普段の活動では弾いていないギターがこんなにカッコイイとは。
素顔のはるさんは、笑顔が印象的です。
お話をしていて良く耳にするが「大好き!」の一言。
美味しい食事、好きな音楽、そして、友達、家族の話し。
色々な場面で笑顔で繰り出される「大好き!」は、こちらの気持ちまでもポジティブにしてくれます。

おふたりとも音楽を抜きにしても、会うのが楽しみな方々。
今回のライヴは間違いなく聴きごたえがありますよ。


ぼあ