旅の仲間

小樽出身の丸山昂太くんの企画ライヴ「From D…」Vol.2 in 小樽。
盛況のうちに終了致しました。

「From D」の「D」は道産子の事で、北海道から全国へ音楽を発信するという気概がこめられているそうです。
出演は、
下兼良介
秋名ミカヅキ
立田ともこ
丸山昂太
全員ギター弾き語り。
紅一点のともこさん以外はアラサ―の同世代の方々で、和気あいあいとした楽しい雰囲気でした。



トップバッターの下兼くんは、準備中だった1st albumを予定より1週間前倒しでこの日に間に合わせてきたくらい気合いが入っておりました。
着実によくなってきているのは自分の努力もあるでしょうけれど、周りに音楽の仲間が増えて、色々な方の演奏を聴く機会が増えたのもあるのかもしれませんね。

こちらはミカヅキ氏とのコラボの様子。


二番手は秋名ミカヅキ氏。

安定のギターパフォーマンスはさすがです。
クールな表情でギブソンを繊細に爪弾きながらも、情熱的な力強さを交えてきます。
何より音楽を演奏するこの時間を楽しんでいるのが伝わり、聴く側も心地よく音楽に浸れました。

下兼くん、昂太くんのサポートにも入ってました。相変わらずの芸達者ぶりも発揮してましたね。
今度、ミカヅキ氏がひたすらサポートだけをするライヴを企画しよう(笑)



次は、ヴェールボアでは初めましての立田ともこさん。

男ばかりのメンバーに中にあって、女子歌モード全開の歌を揃えてきました。
オリジナル曲のラブソングをストーリー仕立てに並べる構成で、MCでは主人公の女の子の恋の成り行きを少し照れた様子で話していました。
ギターも聴かせますが、伸びやかな声、特に柔らかな高音は耳と心に残ります。
シンプルに、また聴きたいという気持ちになりました。



トリは今回のライヴの主催、丸山昂太くん。

知ってはいたけど、真っすぐなヤツ。
譲れない気持ち、大切な事、未来への眼差し。
全てを直球で、想いの強さの分だけ力強く、嘘が無い。
自分でも言っているように生意気な所もあるのに、気のいい仲間が集まり、こうして一緒に音楽を楽しんでいる。
嘘が無いから信じられる。
羨ましいヤツだな。
仲間たちとの、出会い、思い出、喪失の痛みを込めて歌った「スポットライト」。
淋しい気持ちをにじませながらも、前を見ている。
丸山昂太の歌は真っすぐでした。




ライヴ当日は下兼くん、翌日は昂太くんの誕生日という事で、ちょっとだけサプライズ。
ラストを歌い終えた所で、照明OFF。
サポートでステージにいたミカヅキ氏によるハッピーバスディの演奏。
会場全員の合唱の中、バースディケーキのろうそくが吹き消されたのでした。

↑こちらの写真は、匿名希望だぬんさんにご提供いただきました。
ミカヅキ氏の笑顔が(笑)


そんな楽しい空気のままで、ライヴ後は放課後の教室のように、楽しげな笑い声が響いてました。
昂太の代表曲「唄旅」。
ここに集まった旅の仲間は、いつか昂太が大きなステージに立つ時もこうして一緒に音楽を楽しんでいるのかも知れません。
旅の途中で仲間を増やしつつ・・・

真ん中はライヴ観に来ていた歌姫KaRiNちゃん


ぼあ