雪花の時

2015年最初の(スロースタートですが・・・)ブログ更新は、2015年最初のライヴレポートから!

1月17日(土) 
硝子の森の音楽会vol.14
「雪花の時」
出演:児玉梨奈・下兼良介(O.A)
1Dr付き2000円  開場19:00 開演19:30
フォトブック「雪のぬくもり」発売記念ライヴ。

そもそもの始まりはほぼ一年前「フォトが繋ぐ想い」という企画。
これは、小樽市花園町の美味しいバー「かくてるの森 みちくさ」さんの呼びかけで、2月のイベント「雪あかりの路」の写真を撮って、お店ごとにフォトブックを作ろうというもの。
ヴェールボアの場合は、写真の活動もしているミュージシャンの方にご参加いただき、ライヴと連動させようという事になりました。
その呼びかけに応じて下さったのが、児玉梨奈さんと下兼良介くん。
その他、お店の常連の晶さんも写真を提供して下さいました。
写真を集め、フォトブックの編集、構成・・・
何とか、2015年の雪あかりの路より前にライヴを開催する事が出来ました。
が!
大当たり。記録的な猛吹雪。
余談ですが、梨奈さんが前回ライヴをして下さった時も、ヴェールボアの2014年最後のライヴも、大雪でした。
余談です。

悪天候ではございましたが、そんな中でもお客様で賑わいました。
演者さんのお人柄ですね。
ミュージシャンを応援する気持ちいっぱいのお客様と、その気持ちを大切にする演者さん、外の吹雪はどこ吹く風、会場は温かい空気に満たされました。

オープニングアクトは下兼くん。
この一年で彼は5回くらいヴェールボアで歌ってくれています。
その間に、作詩作曲した「運がっぱの歌」(歌:高橋麻衣子さん)や、自分のCD「キボウノミチシルベ」をリリース。

私もそれだけ彼の歌をたくさん聴いていたわけです。
それを踏まえてか?
今回はおなじみの歌のアレンジを変えたり、新曲を2曲も用意していたり、短い時間の中、色々な工夫を凝らしていました。
いつもは、シャウトして想いを放つような力強い「Play for・・・」はバラードアレンジ。
逆に底の込めた想いの力強さが際立っていたような気がします。
そして新曲、「もしそうなったら」と「Birthday Sky」。
どちらも下兼くんらしさが感じられ、そして今回のライヴへの意気込みも見えました。
彼が今回の企画に乗ってくれて本当に良かった。


そして、メインアクト児玉梨奈さん。
昨年11月にリリースされた「Surrond」を引っさげてのライヴ。
2010年に4カ月連続リリースされた4枚のシングルのA面集プラスαの7曲入り(ヴェールボアでもお取り扱いさせて頂いております)。
この中の1曲「One chance of jorney」のピアノパートは小林純平くんの演奏ですが録音はヴェールボア店内で行われています。
ヴェールボアとしてもお付き合いの長いミュージシャンの一人である梨奈さんの久しぶりのライヴは、この5年の歴史を辿るようでした。

「Surrond」収録曲の他、昨年5月リリースしたCD「花時」収録曲やそれにちなんで「花」に関した歌のセットリスト。

奥行きのあるギターの響きに、澄んだ歌声が重なり、「硝子の森」はキレイで心地よい音に満たされました。
うれしかったのは、新曲「サプリ」を披露して下さった事。
下兼くんは先週出来た新曲でしたが、梨奈さんは数時間前に出来たばかりとか(笑)。
ライヴの途中では和装へのお色直し(?)もあったりと、梨奈さんにとっても今年最初のライヴという事もあってか、随所にサービス精神が溢れていました。
アンコールは、FMおたるさんでパワープレイになった「うさぎ」「涙のに晴れ」。
大盛り上がりのうちにライヴは終了。
梨奈さんはギリギリまで打ち上げに参加されてお客様とコミュニケーションをとられた後にJRで帰路につくわけですが、悪天候の影響で自宅についたのは翌日未明。申し訳ございません。

しかし、そんな事も含めて忘れがたい夜となりました。
下兼くん、梨奈さん、フォトブックに関わって下さった皆さん、そして、悪天候の中ご来場下さったたくさんのお客様に、感謝です。






ぼあ